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  <検討したい項目>
・新高岡駅周辺を『ワンデイ・トリップ・タウン化』 
・『ビクトリー・ロード』と『ビクトリー・タワーゲート』の実現
・スポーツコアをプロスポーツのメッカに
・『たかまちチェックイン』アプリの開発


<新高岡駅周辺の『ワンデイ・トリップ・タウン化』>

 高岡市では、新高岡駅を『飛越能の玄関口』として、首都圏からの誘客に努めてきた。しかし、金沢市や長野市の影となり、首都圏からの誘客に成功したとは言えない状況だ。新幹線で新高岡駅を訪れる方は、新高岡駅周辺での滞在時間がどれくらいなのかが今後のポイントになる。現状では、新高岡駅の改札を出ると、すぐに目的地へ向かうため、新高岡駅周辺での滞在時間はおおよそ0分〜15分程度だ。これからは、新高岡駅周辺で楽しめるようにすることが重要だ。誘客のコアターゲットを、首都圏から新幹線沿線都市にシフトさせる。具体的には、高崎駅から敦賀駅までのエリアの方々で、主に『はくたか』を利用して新高岡駅を訪れてもらうことを狙う。気軽に行って楽しめる都市として、観光もあるけどアクティビティーやスポーツ観戦にショッピングもできるという、日帰り客をイメージした『ワンデイ(1Day)・トリップユーザー』をターゲントとした街づくりを目指したい。
 その拠点となるのが新高岡駅と位置付けて、『ワンデイ・トリップ・タウン』を目指す。新高岡駅周辺では、アクティビティー施設の誘致、スポーツコアの強化、イオンモールの再増床、おとぎの森公園の魅力アップなど、コト消費を軸とした楽しみ方をターゲット層に提案する。そして、新高岡駅周辺での滞在時間を、一気に4時間〜最大6時間まで延ばすことを目標としたい。『ワンデイ・トリップユーザー』は、おひとり旅や2〜3人旅、ファミリー旅が主なユーザー層になるだろう。
 また、新高岡駅を基点に、LRT1本で県西部の各観光地に行けるようにできれば、一泊するユーザー層も視野に入ってくる。つまり、車やバスを使わなくても、新幹線とLRTだけで、苦にならずに一泊トリップが楽しめる魅力的な街も実現できる。
 
【新高岡駅のワンデイ・トリップ・タウン化へのポイント】

1、イオンモール高岡の拡張(第3モール)による、新高岡駅との直結化
2、スポーツコアの本格的なプロ仕様化(→スポーツページを参照)
3、おとぎの森公園の拡張と新高岡駅間の遊歩道整備
4、シンボル的な『ビクトリー・ロード』と『ビクトリー・タワーゲート(凱旋門)』の整備
5、JR城端線の新高岡駅-高岡環状道間を、LRTによる路面電車区間として新設道路を整備
6、テクノドームとイオンモール高岡のペデストリアンデッキ設置
7、大型スパ施設の誘致
8、瑞龍寺と新高岡駅間の歴史散策道整備
9、総合私立大学の誘致(→学都ページを参照)
10、移住型マンションの誘致
11、『たかまちチェックイン』アプリの開発
12、新高岡駅とあいの風とやま鉄道の西高岡駅を結ぶLRT新線
  
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<イオンモール高岡と新高岡駅の直結化>
 
 イオンモール高岡は増築によって、新高岡駅近くまでモールが広がった。これによって、新幹線を利用した超広域商業エリアとして、新高岡駅周辺が発展できる可能性もでてきた。この実現を進めていく為には、イオンモール高岡と新高岡駅を完全に一体化させる必要がある。まずは、新高岡駅南口の東側にある高岡市が所有する駅前広場を、ガラス屋根のガレリアとして再整備し、これまで新高岡駅前にはなかったイベント広場としたい。このガレリアと道路を挟んで立地している平面の市営駐車場を活用したエリアには、イオンモール西館の増床を期待したい。ガレリアとイオンモール西館には、ペデストリアンデッキを設け、新高岡駅を降りて、そのままイオンモールまで雨に濡れずに往来できるようにする。
 
 また、イオンモール高岡を、これまでの郊外型イオンモールから都市型イオンモールへ転換することも目指したい。イオンでは、ショッピングだけはなくビジネスやサービスなどの業種も扱う街として、都心部での『都市型イオンモール』開発を進めている。たとえば、イオンモール岡山やイオンモール横浜西口などでは、これまでの郊外型とは違い、テレビ局のスタジオがあったり、居住棟をつくるなど、郊外型イオンモールとは差別化している。北信越では、郊外型イオンモールが数多くできているが、都市型イオンモールはまだない。イオンモール高岡が、都市型イオンモールに転換できれば、これらの郊外型イオンモールと差別化することができて、魅力的になるはずだ。
 この実現のためには、郊外型のイオンモールにはない魅力的なテナント誘致が不可欠と考える。そこで検討したいのが、大和の撤退によって高岡市から無くなってしまった『デパ地下』と『物産展などのデパート催事場』の復活だ。イオンモールには地下階がないので、デパイチと位置付け、例えば、JR西日本のJR京都伊勢丹や、JR東海のJR名古屋タカシマヤなどが誘致できれば、広域からの誘客が見込めるだろう。
 また、都市型の家電量販店として、北陸初となる『ヨドバシカメラ』や『BICカメラ』の誘致も目指したい。このほかにも、かつての高岡市街地にあった『大衆市場』を再現したり、ライブハウスなどを設けるなどして、郊外型イオンモールから都市型イオンモールに転換を図る事ができれば、全国を代表とするイオンモールのフラッグシップ店となる事も想定できる。
  
 この他にも、高岡スポーツコアとイオンモールの間にあるエリアには、スポーツのアミューズメント施設として富山県には未進出の『ROUND1』や、大規模な日帰り温泉施設『大江戸温泉物語』の誘致ができれば、エンターテイメント性の高いコト消費のある魅力的なエリアとなる。このほかにも、北信越エリア初となる北欧家具の『IKEA(イケア)』や、宿泊施設としてJR西日本系のホテルの誘致などが実現できれば、これまで味気なかった新高岡駅は見栄えのある玄関口に変身する事になり、魅力ある『ワンデイ・トリップ・タウン』となるだろう。
 
<JR城端線のLRT化による、『新高岡駅-高岡環状道間の路面電車化と新設道路』を整備>
 
 新高岡駅周辺の大きな障害は、JR城端線による東西エリアの分断だ。これにより、街の広がりが妨げられている。この解消には、JR城端線の早期なLRT化が必要だろう。LRTとすることができれば、新高岡駅-高岡環状道間に新設道路を整備して、そこにLRT化したJR城端線を路面電車として走らせたい。これが実現できれば、東西の分断は解消され、街はおとぎの森がある西側エリアにも広がるキッカケとなるはずだ。また、この路面電車区間は、複線化も検討したい。LRT化で、JR城端線は10〜15分間隔の頻発運行を目指すことになるため、すれ違う区間を増やす必要があるからだ。更に、新高岡駅では停車時間も延びる事も予想される。複線化にすることができれば、それらの問題は解消できる。将来的には、この路面電車区間からあいの風とやま鉄道の西高岡駅までのLRT新線を設けて、小矢部方面へのアクセスも確保したい。
 
<おとぎの森公園に、巨大『ドラえもん像』実現を>
  
 『おとぎの森公園』も、新高岡駅の魅力に加えられるよう工夫したい。新高岡駅から、ちょっと距離がある『おとぎの森公園』との間には、遊歩道を設けたい。遊歩道には、電動自転車レンタルや、無人バスなどが通れるようにしたり、将来的には都市型ロープウェイの設置ができれば、ファミリー層の『ワンデイ・トリップ客』も、気軽に『おとぎの森公園』を訪れることができるようになるだろう。
 また、『おとぎの森公園』の知名度を上げるために、ランドマークとなる巨大な『ドラえもん像』の設置も目指したい。近年、巨大なアニメキャラの像が人気を集めている。高岡ゆかりの巨大『ドラえもん像』が『おとぎの森公園』にできれば、市民の誇りとなるはずだ。さらに、新幹線の車窓からも『ドラえもん像』が見えるようにできれば、新高岡駅で降りてみたいともなるだろう。新高岡駅での発着メロディーでも、ドラえもんのテーマ曲が使えるならば、イメージアップと誘客に繋げる事ができる。
 また、将来的には『おとぎの森公園』を、約1.5倍にエリア拡張することも期待したい。例えば、拡張したエリアに、古城公園から動物園を移転するのも魅力アップに繋げられるだろう。古城公園は、歴史文化の公園であり、もともと動物園はふさわしくなかったので、移転を考える時期にきている。このほかにも、公園内にスケボーパーク、ハウス系ウエディング、レストランなどがあれば、ファミリーを軸に幅広い層が訪れる場所となる。
 これらの規模拡大を目指すために、『おとぎの森公園』のエリア半分程度を有料エリアとして、収益を公園充実に当てあい。無料エリアは、市民の憩いの場と役割分担することで、幅広い方々に利用してもらえる公園と棲み分けを図る。
 
<高岡スポーツコアをプロスポーツのメッカ『まちなかスタジアム』化に>
  
 新高岡駅を訪れる理由を、どれだけ増やせるか。その鍵となるのは、高岡スポーツコアだろう。近年、『まちなかスタジアム』が脚光を浴びている。プロスポーツ観戦をまちの賑わいにつなげようという考え方だ。その実現には、スタジアムと鉄道駅が直結している必要がある。こういったスタジアムと鉄道が一体となった『まちなかスタジアム』は、まだ北陸には存在しない。新高岡駅と高岡スポーツコアは、比較的に距離が近い。広域からスポーツ観戦を目的とした、誘客もやりようでは可能となる。
  
 高岡スポーツコアには、サッカー・ラグビー場がある。これを、Jリーグに準じた本格的なサッカー専用スタジアムに改修を図りたい。金沢市の新サッカースタジアム(建設費は79億8千万円)は、北陸初のJリーグに準じたスタジアムとして造られた。暫定1万人収容で4面の観客席には全て屋根を設置。ツエーゲン金沢が、将来J1に昇格した際には、1万5千人に拡張ができるよう設計されている。また、秋田市では、可動式大屋根を備えた新サッカースタジアム整備が進んでいる。事業は民間主体でイオンが担い、ショッピングセンターを併設した『民設民営(PFI方式)』のボールパーク的なものだ。建設費は143億円で、行政が88億円を支援(県と市が各33億円、国が22億円)する。
 こういった全国の状況を踏まえて、高岡スポーツコアのサッカー・ラグビー場を、富山県初のJリーグに準じたスタジアムとして再整備を目指してもらいたい。できれば『民設民営(PFI方式)』で実現するのが理想だが、難しい場合は、現在の市営のサッカーラグビー場を県営スタジアムへと移管することも検討する必要があるだろう。カターレ富山のホームスタジアムとするか、新しく高岡でJリーグチームをつくるなど、Jリーグの試合を観戦するために、新高岡駅を利用してもらうのだ。
  
 また、高岡スポーツコアでは、新体育館の構想がある。建設直前で、市の財政難から計画は中断しているが、構想内容を見直して実現を目指したい。現在の構想では、収容する観客数は3千人となっているが、これではプロバスケット『Bリーグ』の試合が開催できない。最低でも、収容観客数を5千人以上とする必要がある。また、大きな音楽のコンサートでは、5千人から1万人規模のアリーナが主流となっている。しかし、これも富山県では開催できない。福井市では、福井県と協力してJR福井駅周辺に新しいアリーナを建設する。収容人数はBリーグに準じた5千人〜6千人収容規模だ。福井県は鯖江市にも北陸最大の1万人収容ができる巨大アリーナがあり、収容人数が異なる大規模なアリーナが2つ揃うことになる。また、金沢市でも、5千人収容規模の県営アリーナ(県西部緑地公園)に加えて、JR金沢駅周辺で1万人収容の巨大アリーナ構想がある。これら近隣県に比べると、富山県は明らかに出遅れている。
 こういった状況を変える為にも、大規模な新アリーナを高岡スポーツコアで実現する必要がある。新高岡駅に隣接している強みを活かすことができれば、5千人収容を超える新アリーナを造るだけの価値はあるだろう。
 新高岡駅を出ると、目の前の道路正面に、サッカースタジアムと新アリーナが見える工夫も重要となってくる。
  
 課題となるのは、観客の交通アクセス確保。仮にサッカースタジアムの収容人数を2万人、新アリーナを6千人とした場合、同じ日に試合が開催されれば、最大2万6千人分の輸送手段が必要となる。
 まずは、自家用車を使ってやってくる観客に対してだが、既に新高岡駅周辺には、イオンモール高岡や新高岡駅の市営駐車場をはじめ、5千台を超える駐車場がある。これをさらに増やして、6千台分の駐車場を確保できれば、1万2千人から最大1万5千人分に対応することができるだろう。
 城端線を使ってやってくる観客は、5千人から最大8千人を想定したい。特に、富山市からの誘客に関しては、かつてJR城端線の列車が北陸線に乗り入れて富山駅まで運行されていたが、JR新高岡駅からJR富山駅まで乗り換えなくいける列車を復活させることも懸案になるだろう。その場合、JR城端線の新高岡駅を、現在の単式1島1線ホームから、折り返しができるように、相対式2島2線ホームできれば島式1面2線+単式1面1式ホームに拡張を期待したい。さらに、新幹線を使ってやってくる広域の観客を、3千人から最大5千人を目標としたいものだ。
 鉄道では賄えないエリアからは、バス観戦も想定する必要がある。スポーツコアの傍には高岡環状道の整備が進んでおり、能越道や太閤山・富山方面から、バス50台程度の乗り入れを確保したい。そのためには、バス待避場として、北陸新幹線の高架下スペースをあてることも想定される。バス観戦では、2千人から最大3千人ほどの確保を図りたい。
 これらの輸送手段を確保できれば、2万2千人から最大3万1千人の許容能力となり、スタジアムとアリーナを同時に満席とすることも可能だと考える。
 
<『ビクトリー・ロード』と『ビクトリー・タワーゲート(凱旋門)』の実現>
  
 新高岡駅の南口から高岡スポーツコアまでを、一直線の道路を整備して『ビクトリー・ロード』と位置付けたい。歩道を拡幅、ウエルカムフラッグのある街灯を設置して、夜でも明るい道路とする。また、ワゴンショップ・キッチンカー・屋台なども出店できるようにして、賑わいのある『人優先の道路』を目指す。
 駅とスポーツコアの中間地点にある交差点は、道路をロータリー形式とし、ロータリーの中心には『ビクトリー・タワーゲート(凱旋門)』を設けて、スポーツ観戦を盛り上げるシンボル的なランドマークとしたい。高さは、パリの凱旋門クラスの50メートルとして、最上階には360度で全天候型の展望台とする。この展望台からは、東は立山連峰、南はスタジアムとアリーナ、西は巨大ドラえもん像とおとぎの森公園、北は新高岡駅とガレリア広場が望める設計とする。
 目標としたいのは、『世界でもっとも美しい新幹線駅』と呼ばれることだ。
 
<高岡テクノドームとイオンモール高岡の一体化>。
 
  高岡テクノドームの新展示場建設が決まったが、この新展示場を魅力的にするには、新高岡駅から雨の日でも濡れず、雪の日でも苦にならずに高岡テクノドームまで行けるようにすることだ。その為には、隣接するイオンモール高岡と高岡テクノドームの間にペデストリアンデッキを設けたい。実現すれば、たとえ雨の日でも雪の日でも、新高岡駅へ行こうという機運に繋がるだろう。また、イベント誘致でも、新幹線駅と直結しているという立地条件の良さで、他都市を圧倒することも可能となる。というのも、富山市・金沢市・福井市の産業展示場は、いずれも郊外で、バスや自動車でしか行けない場所にあるからだ。高岡テクノドームは、大都市にある駅直結の展示場イメージに近い。これを武器にすれば、県庁所在地でなくとも大型イベントの誘致ができる。大型イベントが開催できれば、新幹線を利用して訪れる方も期待できるだろう。
 
<『たかまちチェックイン』アプリの開発>
 
 新幹線を使って、新高岡駅を利用してもらう為の仕掛けも考えたい。そのひとつに『たかまちチェックイン』という仕掛けを提案したい。新高岡駅を訪れて、駅の改札口を出る前に、駅構内の『たかまちチェックイン』看板で、スマホ向けのQRコードを読み取ってもらい、『たかまちチェックイン』アプリをインストールしてもらう。このアプリを通じて、たかまちにチェックインしてもらうことで、様々な特典やクーポンを提供するというもの。チェックインした日から有効期間は1週間程度を想定。新高岡駅から帰る際にも、改札口に入って設置された『たかまちチェックアウト』看板で、QRコードを読み取ってもらうと、抽選でプレゼントが当たるなどの魅力を持たせる。また、一旦インストールしてもらったアプリでは、また高岡を訪れたくなるように、高岡で開催されるイベントやお店情報などを随時提供していき、リピーターに繋げていく。
 
<新高岡駅を広域拠点駅と位置付ける>。
  
 新高岡駅周辺にも、長期的な視点で交流拠点機能が必要になるだろう。特に、コンベンション機能を持たせたい。また、若者が集まる場所とともに、若者が住みたくなる要素も必要だ。その為には、まず大規模な大学の誘致が欠かせない。新高岡駅周辺には、開発できる余裕のある場所がたくさんある。イオンモール高岡の庄川側エリアに、5学部以上の総合4年制大学を誘致したい。まちなか大学として、位置付けることができれば、北信越エリアから学生を集めることが可能となる。
 この他にも、企業移転型のオフィスビル (森ビル・三菱地所など)や、移住型のマンション、リゾート型ホテル (ラフォーレリゾート・星野リゾートなど) の誘致というのも考えられる。特に、森ビルでは、虎ノ門ヒルズで藤子プロのドラえもんをモチーフとしたオリジナルキャラ『トラのもん』を展開している。森ビル系資本を新高岡駅前に誘致できれば、藤子プロのオリジナルキャラ実現も期待できる。
 全国的に都心回避ブームが起こっているが、マンションなどの都心立地には、今後高さ制限などの規制が掛かってくる。高岡市では、都心に観光資源もあることから、駅南にマンション立地を誘導したいものだ。特に、イオンモールがあるメリットを活かし、新幹線駅南側エリアに、戦略的な 「都心型マンション団地」 を造成することも考えられるだろう。イメージとしては、約5区画程度の 「アーバンマンションエリア」 とし、主に大都市圏からの移住促進を目指す。このエリアは、立山連峰が見渡せ眺望が良く、また周辺には観光資源や住居エリアも少ないことから、高層マンション立地が可能だ。イオンモールといったショッピング・済生会病院・スポーツコア・テクノドームなどの公共施設の充実と、さらに新幹線・城端線駅の交通手段で、移住促進型マンションとして成功する可能性は高い。「移住促進型アーバンマンションエリア」 の造成は市が行い、中央資本による立地を目指す。エリア全体には、統一的なデザイン景観を義務付けし、低層部には商業施設併設を求めて行く。立山眺望を考慮して、低さ制限と高さ制限を併用させる。
 
<まちづくりを一括した 『民設民営(PFI方式)』の採用>
  
 『ワンデイ・トリップ・タウン』全体を整備するには、行政だけの努力では実現が難しい。如何に民間資本を呼び込むかが重要となる。各施設ごとに『民設民営(PFI方式)』を採用するのではなく、新高岡駅周辺のまちづくり全体を一括して、『民設民営(PFI方式)』を採用することも検討したい。『民設民営(PFI方式)』の対象とするのは、スポーツコア全体・おとぎの森公園全体・ビクトリータワーゲート(凱旋門)・ビクトリーロード・ロード周辺の商業開発(キッチンカー/ワゴンショップ/屋台を含む)・新高岡駅前のガレリアなど。『民設民営(PFI方式)』の実現には、イオン、JR西日本に地元企業をマッチングさせる必要もあるだろう。例えば、プロジェクト名でもネーミングライツを導入して、『イオン・ワンデイトリップタウン・高岡』などとすることで、民間資本を取り込みやすくすることも考えるべきだ。
 長崎市では、佐世保市に本社を構えるジャパネットグループが、『長崎スタジアムシティプロジェクト』を進めている。JR長崎駅近くで、サッカースタジアムを中心に、アリーナ、ショッピングモール、オフィスビル、ホテルを民間主導で開発する。サッカースタジアムはJ1仕様で、2万人収容の4面屋根付き、ピッチまで最短5mという日本一ピッチに近いスタジアムとなる。アリーナもBリーグ仕様で、6千人収容、センターハングビジョンとリボンビジョンを備えたエンターテイメント性の高い施設になる。オフィスビルは長崎県最大級の賃貸オフィス、ホテルはプールやサウナを備えたシティホテルで客室は270室、日本初のスタジアムビューホテルが売りだ。ショッピングモールの商業面積は、2万3千u。総事業費が800億円という大規模なプロジェクトで、国の「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に選定されている。
 新高岡駅周辺での『ワンデイ・トリップ・タウン』でも、『長崎スタジアムシティプロジェクト』と同様な魅力かそれ以上の魅力を生み出すことができるはずだ。
  
 さらに、新高岡駅からは『LRT(万葉線アイトラム)』を使って、瑞龍寺・勝興寺・山町筋・金屋町・城端町・井波町といった歴史文化エリアや、海王丸パーク・雨晴海岸・氷見市海浜植物園・ひみ番屋街などにも気軽に行けるようになれば、高岡市全体が魅力的な『1泊トリップタウン』になることも夢ではなくなる。

 
 
 
 <検討したい項目>

・欧州型トランジットモールの導入と駅前地下街の拡張
・天の小路を中心に、七夕祭り会館を御旅屋地区に整備
・道の駅メルヘン小矢部と稲葉山の間に、観光ロープウェイを整備


<かつてあった、高岡中心商店街の再開発案>

 中心商店街の衰退が著しい。これは、昭和40年代後半から謙虚となる。だが、その頃はまだ勢いが残っていた。様々な市街地再開発構想が起こる。昭和40年代には、駅前地下街を旧大和百貨店まで末広町通りの約300メートル延長しようという構想があった。その後、地下街構想は巨大ドームアーケード構想となる。末広町通りの県道全体をドーム型アーケードで覆ってしまおうというもの。県道幅は17メートル、高さ8.85メートル。雪雨に強い商店街を目指した。この構想は何度も計画され、平成2年には具体化まで進む。旧文苑堂から旧大和側30メートルで、部分的に整備しようというもの。ステンレスの立体トラス大屋根式で、採光性のあるポリマーネート合成樹脂を利用し、夜間は水銀灯ダウンライト77個で照明する。事業費は1億円。平成3年完成を目指すも、事業化までには至らなかった。また、国鉄貨物ヤード跡地(現高岡駅前駐車場)や旧ミズの街跡地では、駅前地下街と直結する大型再開発ビル計画もあった。売場2万平米以上の百貨店誘致を目指し、大手百貨店そごうと交渉するも実現に至らず、市営駐車場と公共ビルに落ち着いた。このほかにも、金沢スカイビル方式として整備された、ファッションテナントエリアとホテルニューオータニからなる新横町再開発ビル。だが、その規模はとても小さく、ファッションテナントエリアは、売場面積がわずか4千平米程度。結局は、市街地の賑わいは戻らず、ファンションテナントエリアは閉鎖された。いずれも、事業構想が進まなかったり事業規模が中途半端という、富山県に多くみられる状況が市街地衰退を進めた結果となる。このような、過去の反省を踏まえて、これからの市街地再整備を考えないといけないだろう。
 

 
 
高岡駅前地下街

  
<中心商店街を『北陸の巣鴨化』で再生>

 少子高齢化が進んだ事で、高岡市を中心とした県西部では、若者は都会へ、ファミリーは金沢やイオンなどに流れている。この流れを呼び戻す事は、今となっては諦める必要がある。一方で、おばあちゃんが求めているおしゃれなファッションが、北陸ではなかなか手に入らないという事を起こっている。そこで、高岡の中心商店街では、ターゲットを高齢者に絞る事で、金沢や富山市との差別化を図る必要がある。高齢者の街として有名なのは、おばあちゃんの原宿とも言われる巣鴨。高岡の中心商店街は、『北陸の巣鴨』と位置付けた街づくりに特化する事で生き残るべきだろう。

 その実現の為に、御旅屋セリオのキーテナントで2019年に閉店した旧大和高岡店を、シニア百貨店に衣替えしたい。新たに百貨店を誘致するのは現実ではないので、地元資本と商店主による「オラが街の百貨店」を目指したい。店名も『高岡しみん百貨店』や『タカマチ百貨店』とする事で、地元の誇りある百貨店としたいものだ。
 そこで参考にしたいのが、上越市は直江津駅の近くにあるショッピングセンター『エルマール』だ。もともとは、キーテナントにイトーヨーカ堂が入っていたが2019年に撤退した。エルマールの売り場面積は約1万平米で、御旅屋セリオの約半分。イトーヨーカ堂はこの内の6,000uを占めていたが、現在は空いたスペースはすべて商業施設として再生している。新たに長岡の食品スーパーとマツモトキヨシ、そして新しいキーテナントとして無印良品を誘致した。無印良品としては、売り場面積は約5,000uほどの超大型店になり、2階フロアのほぼ全てを占めている。無印良品では、広島アルパークでも撤退した天満屋百貨店跡のキーテナントとして、売り場面積が6,000uを超える店舗を出店しているなど、超大型店を増やしている。その他にも、エルマールの注目したいのが1階フロアで、地元商店の専門店が40店舗以上も出店していることだろう。県外資本を含めると専門店が50店舗を超える。
 御旅屋セリオでも、地元商店の誘致を軸に『高岡しみん百貨店』としての復活を期待したい。

 また、(現)北陸銀行高岡支店から高岡しみん百貨店にかけては、都心回帰の拠点を造りたい。もともと、(現)北陸銀行高岡支店は、かつて高岡市役所があった場所でもある。ここに、再び市役所を移転するのも、面白いと考える。特に、かつての市役所デザインを踏襲して、歴史文化都市にふさわしい市役所を実現させたい。また、隣接した宮脇町には、老朽化した高岡市民会館を移転させることで、御旅屋セリオの活性化にも繋げたい。御旅屋通りは、マンションの立地を進める事で、低層階のアーケードと店舗の維持を図る事も検討する必要がある。この一角には、『七夕まつり会館』を併設する事で、高岡大仏と一体的に観光的魅力を高める事も狙いたいものだ。また、御旅屋通りは、名称を巣鴨の巣鴨地蔵通り的に『御旅屋大仏通り』に改名して、シニア層に特化したテナント誘致を目指したい。おばあちゃんの街として、高岡の中心地を再生させる。御旅屋セリオの1・2階部分は、御旅屋大仏通りと一体化するように"路面店舗化"とする事で、街の垣根を無くしていく。
 
 また、商店街の活気を失っている「御旅屋通り」と「大福院通り」を、今一度、アーケード街として再生させたい。何故なら、これからの高齢化時代を見据えた際に、雨や風を気にせず、また階段などの障害物を気にしないで気軽に買い物が出来る街は、昔ながらのアーケード商店街が最適だからである。特に、駐車場からアーケードが直結していないと効果がない。
 そこで検討したいのが、御旅屋セリオの大福院通り側には、富山グランドプラザのような「ガレリア(大屋根広場)」を設け、現在は撤去された大福院通りのアーケードも再設置し、隣接する高岡市営駐車場や片原町までをアーケードで結びたい。これによって、高齢者からの要望が多い、雨に濡れずに駐車場から御旅屋セリオへ行けるよう対応させる。
 
 <高岡駅周辺の『ビジネスタウン化』>
 
 かつて、高岡駅から金屋町までのエリアは、たくさんの企業がひしめきあっていた。しかし、現在は多くの企業が、郊外へと拠点を移したことで、中心地の拠点性を失ってきた。いま、都心回帰として、マンションなどの誘致による居住人口を増やそうとしているが、今一度、ビジネスの拠点性を高めるべきだと考える。郊外に分散した企業の本社機能を高岡駅周辺に呼び戻すことで、商都高岡の復権を目指すべきだろう。
 駅前周辺には、地元企業の本社ビル誘致を図りたい。富山銀行の本社ビルの他に、北陸コカコーラ・三協立山アルミ・ショウワノート・トナミ運輸・高岡ガス・チューリップテレビなどの本社誘致を図り、駅前地下街と直結する事で、回遊性も高めさせたい。
 駅前地下街は、高岡駅の新ステーションビルの地上2階から地下街が見えるような吹き抜けを新たに設けて駅構造の立体化を図る。地下街側にガラス張りの「ガレリア(大屋根広場)」を設けて、イベントの常時開催を目指す。また、市営高岡中央駐車場から気軽に地下街へ行けるように改良を図り、1階の駐車場出口から地下街へ行けるオープンなエスカレータを新設する事も検討したい。更に、地下街を中心に周りを取巻くように、オフィスビル・ビジネスホテル・高等教育機関(大学のサテライトキャンパスや専門学校)を貼付けて、ビルの回廊(コリドー)化とし、御旅屋地区とは違う活性化を狙う。これによって、昼間人口を増やすとともに、企業の頭脳が集積する事で企業間の交流を促し、各企業の活性化をも目指したい。更に、企業で働くビジネスマンを中心にする事で、公共交通機関の利用促進に繋げ、地下街のファッション系や雑貨系の商業店舗を確保や、歓楽街化を促す効果も期待したい。

 歴史文化がかおる街として磨きを掛けるとともに、ビジネスの中心地に復権することができれば、中心地での商業店舗も増やしていくことが可能になると考える。(→世界遺産〜商都高岡ページを参照)
 

<参考サイト>
○イオンモール高岡
   イオンモール
   イオンモール岡山
   イオンレイクタウン

○ジェイアールタカシマヤ名古屋
   タカシマヤフードメゾン岡山
○クィーンズ伊勢丹
○OIOI丸井
○東急ハンズ

○ラウンドワン

○IKEA(イケア)

○三井アウトレットパーク
○プレミアムアウトレット
○軽井沢プリンスショッピングプラザ
○井上百貨店(松本)アイシティ21
  世界遺産イタリアピサのドゥオーモ広場
 ↓木曽路の馬籠宿
↓巣鴨地蔵通り

 


 <『三井アウトレットパーク』周辺エリアを『ワンデイ・トリップ・リゾート化』>

 三井アウトレットパークの誕生により、小矢部市の『道の駅メルヘン小矢部』周辺の広域商圏力が高まっている。特に、高速道路を利用した県外からの誘客が期待でき、周辺には多くの新規商業店舗が開業し始めている。このチャンスを活かす為に、更なる仕掛けが必要だと考える。その中心となるのは観光エリアとしての『ワンデイ・トリップ・リゾート』化だ。滞在目的をアウトレットモールだけでなく、周辺エリアも楽しむことで、滞在時間を4時間〜6時間ほどに延ばして、日帰りで丸1日楽しめる場所とすることを目指したい。

 まずは、『道の駅メルヘン小矢部』の拡張を図る必要がある。観光バスをターゲットとしたレストランの増設とロードサイド系のビジネスホテル誘致を目指したい。次に期待したいのが、『道の駅メルヘン小矢部』から1.5キロ離れた稲葉山牧場までを、ビオトーブと遊歩道の整備を行い、気楽に稲葉山までハイキングができるようにすること。実現できば、自然と健康の一大拠点とする事も可能となる。
 つまり、三井アウトレットパークに遊びに来た方々を、2次観光資源に誘客するいうイメージを確立したい。将来的には、『観光ロープウェイ(またはゴンドラリフト)』を設けることも検討できれば面白いだろう。乗ってみたいロープウェイがあれば、小矢部の知名度も上がるはずだ。
 また、稲葉山山頂付近には、風力発電が3基ある。この風力発電をライトアップする事で、ランドマーク的な効果も期待できるだろう。さらに、稲葉山に観光ホテルや展望レストランなどを設ける事で、滞在型リゾートエリアとすることも視野に入ってくる。
 
 小矢部市の商圏力を高める為には、三井アウトレットパークと相乗効果をもたらすような、もうひとつの大型商業施設が必要だと考える。例えば、北陸にまだない『VIVA HOME』なども魅力的だろう。あとは、芹川付近に『あいの風とやま鉄道の新駅』も設置して、石動駅ー道の駅ーアウトレットモールー新駅ー石動駅を循環する『コミュニティバス』が実現できれば、更に魅力的なエリアになると考える。
 
 この小矢部エリアでも、構想全体を一括で 『民設民営(PFI方式)』の採用を検討できればと考える。例えば、三井アウトレットパークの三井不動産にお願いできれば、『三井ワンデイトリップリゾート北陸小矢部』という名称も効果が高いだろう。あるいは、小矢部にゆかりがあるゴールドウィンにお願いできれば、『ゴールドウィン・ワンデイトリップリゾート小矢部』というのも魅力的ではないだろうか。